MENU

OFFICIAL SNS

(C) DAITO HOUSING Co., Ltd. All Rights Reserved.

今だから、お詫びします。

相手のために出来る限りのことを尽くすのだけれども、<br /><br />そのせい一杯にも物理的には限界があります。<br /><br />それをごめんなさいとお詫びする。<br /><br /><br />その「お詫び」の気持ちのあらわれが「わび」だと。<br /><br />確かに肉体をもつ私たちには、物理的な限界があります。<br /><br /><br />できるなら相手のためになんでもやってあげたい。<br /><br />その大いなる思いがあっても、<br /><br />私たちは有限な存在で、できることしか出来ない。<br /><br /><br />その出来る限りを尽くしたとき、わびの「美」が顕れると思います。<br /><br /><br />最後の1%に、神が宿る。<br /><br /><br />もしそうなら、それが単に「わび」ではなく、「輝き」を放つはずです。<br /><br /><br />震災から4年経とうとしています。今だから話をしますが、<br /><br />当社の家は、石巻市南浜町の放火された建物のように、5m以上の津波にも耐えてくれました。<br /><br />耐えてくれた家だからこそ、そのままには出来ませんでした。<br /><br />危険地域以外の、すべての家を泥かきから始めて、毎日とにかくこれでもか、これでもか、そのくり返しでした。<br /><br />震災直後は泥だらけだった家も、日に日に、徐々にではありますが、きれいになっていきました。<br /><br />きれいになるにつれ、少しの汚れが見えてくる。目につくようになる。もうこれ以上は・・・。<br /><br />十分に対応できなかったこと、今だからお詫びいたします。<br /><br />