2014年9月20日
屋根の話その10
<br />今回は、屋根のメンテナンスのお話です。<br />屋根のメンテナンスは、防水性の維持と変色に対する美観の保持<br />のために行われます。特に重要なのが防水性です。<br /><br />金属系屋根は、変色と耐候性の面から塗装によるメンテナンスが<br />必要ですが、化粧スレートなどは、美観の保持が目的です。<br />塗料は、フッ素樹脂塗料(耐用年数15~20年)アクリルシリコン<br />樹脂塗料(耐用年数12~13年)アクリルウレタン樹脂塗料(耐用<br />年数8~10年)が使われます。<br /><br />雨漏りの原因の大半は、屋根自体の劣化ではなく地震等による屋根<br />のずれや、割れ、下地材の防水性が関係しています。屋根材のメン<br />テナンスというより、屋根全体をメンテナンスする必要があります。<br /><br />陶器瓦などの様な半永久的な素材でも定期的な点検を怠ると台風や<br />地震等によるずれから雨漏りを起こし、下地が傷んで屋根全体の取<br />り替えが必要なる場合もあります。<br /><br />定期的なメンテナンスのためには、屋根材の耐用年数を理解してお<br />く必要もありますね。<br /><br />
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