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室内環境のお話(空気品質向上のためには)その3

前回の続きで、室内空気品質向上のお話です。<br /><br />今回は、3.の換気・通風の配慮です。<br />換気・通風については、室内の換気が、自然換気や漏気<br />ではなく、機械的に計量換気が行われているかどうかが<br />問題になります。<br /><br />そもそも換気と通風は、矛盾しているように考えられがち<br />ですが、冬期等の窓を閉めて暮らす時だけに換気が必要な<br />のではなく、窓を開けて生活している時季にも同じように<br />計画換気は重要です。機械換気は、原則として停止しては<br />いけません。換気装置は、クローゼットやトイレ等でも働<br />いています。通風はあくまでも補助的な換気手段で主たる<br />換気は、24時間機械換気装置です。<br /><br />では、確認のために室内空気質向上原則3箇条を申し上げます。<br /><br />1. 適切な材料選択<br />2. 適切な施工・施工管理<br />3. 換気・通風の配慮<br /><br />以上の3箇条が室内空気の品質の向上を図るために最も重要に<br />なります。<br /><br />要点<br />【VOCが多量に含まれた材料は使用しない・施工についても<br />VOCへの配慮がなされている・計画換気がしつかり機能する<br />ための気密施工及び管理がなされている・24時間機械換気装<br />置が設置され計量換気が行われている・家具等のも配慮が必<br />要】<br />