2014年2月22日
換気の話6(燃焼機器による室内空気汚染)
住環境を汚染する物質やその汚染防止方法ついて考えてみましょう。<br /><br />室内汚染お引き起こす最大のものは暖房に使用される燃焼機器です。<br /><br />近年住宅の高性能化が進み室内で使用できる石油ストーブは、最低でも<br />室内の空気を燃焼に使用しないで、排気を室外に放出するFF型<br />ストーブを使用すべきですが、未だ室内空気を燃焼させる石油ストーブ<br />が主流です。このような装置がいかに危険なものかをお知らせしたい<br />と思います。<br /><br />燃焼の仕組みは、科学的には物質が多量の光と熱を発して、酸素を化合<br />する現象をいいます。広義には、物質が酸化することも燃焼ということが<br />出来ます。燃焼後に灰などを見ると燃焼すると物体が消滅するように感じ<br />られますが、物質が急激に酸化し、分解されて姿を変えるだけで燃焼して<br />も質量は変わりません。<br /><br /><img src=”http://samidare.jp/m-seino/box/20140222155954.jpg” border=”0″><br /><br /> 灯油の場合には、1ℓ燃焼させると二酸化炭素を13㎥水蒸気を約100g<br />放出します。目には見えませんが、室内で石油ストーブを燃焼させることは、<br />石油を燃焼させた分以上の水分を水蒸気として、ばらまいていることに<br />なります。その水蒸気が窓ガラスや壁で結露したり、空気中のゴミを含んで<br />浮遊したりします。石油ストーブを炊き続けていると年々壁が黒ずんで<br />きますが、それが空気中に放出された水蒸気に吸着されて壁に張り付いた<br />室内の浮遊していたゴミです。室内環境は、確実に悪化していきます。<br /><br /><img src=”http://samidare.jp/m-seino/box/20140222155954 (2).jpg” border=”0″><br /><br />さらに恐ろしいのが、燃焼機器の使用により室内の酸素が欠乏し不完全燃焼<br />が始まり一酸化炭素中毒を引き起こす危険性もあるのです。<br /><br /><br /><br />暖房機器は、室内の空気を汚さないもの選定してなお計画換気もしっかり行う<br />ことにより快適な住環境つくりだくことができますね<br />””
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