2010年11月9日
玄関建具の点検・補修
玄関建具の点検・補修<br /><br />●起こり得る不具合<br />開閉不良、すき間、腐食、付属金物の異常<br /><br />●自分でできる補修方法<br />○ドアが閉まらない場合<br /> ドアが閉まらない場合は、丁番のビスがゆるんでいて、ドアが下がってい る場合 がほとんどです。<br /> ビスをしっかり締め直すか、それでも駄目な時は専門の業者に依頼して早<br /> 急に補修しましょう。<br />○ドアが重い、またはギイギイ音がする場合<br /> 丁番の油不足が原因です。ドアを開けて、丁番を支える芯棒部分に少量の<br /> 機械油をさすと軽くなります。<br /><br /><img src=”http://samidare.jp/s-sato/box/11.jpg” border=”0″><br /><br />○鍵の出し入れがしにくい場合<br />鉛筆(2B~4B)の芯を粉状にして鍵にまぶすか、鍵穴に注入し、2~3度抜き差しするとなめらかになります。<br />なお、鍵穴に油を注入することは、ほこりなどの付着を招き、かえって故障の原因になりますので、絶対にやめましょう。<br />○ドアの閉まる速度を変えたい場合<br />ドアがいつでも一定の速度で閉まる設備をドアクローザといいます。自然に閉まるので、無理に手で引っ張らないように<br />しましよう。<br />ドアの閉じる速度は、ドアクローザについている調整ネジを操作することにより調整できます。速度は、ストップ開始角度<br />までドアを開けた位置から、ドアが閉まるまでの時間が5~8秒を目安に調整します。「十」もしくは「一」ドライバーで廻す<br />場合、左に回しすぎるとネジが抜けて、本体内の油が漏れてきますので気をつけてください。油が抜けると、寿命が極端<br />に縮まります。<br />ネジが2箇所ある場合は、第1速度区間と第2速度区間を調整できます。<br />ネジが3箇所あれば、第3速度区間も調整できます。<br />ブラケットネジがゆるんでいたら締め、油が漏れていた場合や開閉速度が調整できなくなった場合は取替え時期です。<br /><br /><img src=”http://samidare.jp/s-sato/box/12.jpg” border=”0″><br /><br /><img src=”http://samidare.jp/s-sato/box/13.jpg” border=”0″><br /><br />ドアクローザーの不具合<br /><br />ネジを廻してもドアを閉じる速度が調整できず、ドアが激しくバタンと閉まる場合<br />は・油圧が全く効いていません.寿命(通常約15年)ですので・ドアク・一ザを交換<br />しましょう。<br />ドアクローザの不具合は危険を伴いますので、必ずドアクローザの取扱説明書をよ<br />く読み・修理・交換は専門の業者に依頼しましょう。<br />補修時期のめやす(維持管理状況により異なるのであくまでもめやすです)<br />15~20年木製ドアの取替え<br />20~30年アルミ製ドアの取替え<br />※建付け調整は随時補修を行い、2~3年を目安に異常のないことを確認しましょう。<br /><br /><br /><br />””
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