2010年9月18日
知らされない現実!
先日、住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)が取り扱う長期固定金利型の住宅ローン【フラット35】の利用が過去最高を更新した旨の記事を投稿しましたが、最後の終わり方が中途半端とお叱りの声が少々ございました。<br /><br />引っ張るつもりは毛頭ないのですが、時間的な制約の中で、文才のない私が投稿するものですので、何卒ご容赦下さいますようお願い申し上げます。<br /><br />>「フラット35」の一般ユーザーへの認知度がまだ低いと<br />>いう点は否めませんが、供給側である業者が、お客様のメ<br />>リットを優先するのではなく、売る側の事情を優先するが<br />>為に、フラット35のユーザーが受けるメリットを正しく<br />>伝えていないケースがまだまだ多いというのも紛れも無い<br />>事実です。<br /><br />先日の投稿の一部です。<br /><br />基本的に住宅ローンの借入先はお客様が選択しますが、ご自分で勉強し、比較・検討しているお客様は以外に少なく、いまだに、業者や営業マン任せというのが一般的です。<br /><br />そうなると、業者や担当者にとって手続きが簡単で、資金の回収がスムーズな金融機関への申込が多くなるのは当然の流れとも言えるでしょう。<br /><br />ご存知ない方も多いかも知れませんが、民間金融機関の住宅ローンに比べ、【フラット35】の申込から資金実行までの作業は煩雑で大変な作業。まして、金利優遇を受けるために【フラット35S】を利用する場合には、省エネや耐震性・長期優良住宅の認定などの技術的な要件が加わる為に、さらに煩雑な作業が増えるのです。<br /><br />つまり、設計・工事・営業・経理といった、お客様に関わる部署の全ての業務の負担が増加する為に、普通の業者は出来れば利用してもらいたくないというのが、本音だと思う。<br /><br />私の知っている業者でも、お客様に指定されない限り紹介しないとか、例え相談されても、手続きに時間がかかり工期が遅れるとか、別途費用が必要だとか、あれこれ理由をつけてフラット35を利用させないようにしている業者も少なくない。<br /><br />もちろん、お客様の条件や考え方によって、銀行ローンの方が、有利なケースも多々あるので、一概にはいえませんが、少なくとも、両者のシュミレーションや、メリット・デメリットの比較がない業者や営業マンとの家造りは避けた方がいいというのはいうまでもありません。<br /><br />
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