2010年7月23日
内装材の調湿作用
今回は、内装材に使われる木材の調湿効果についてのお話です。<br /><br />木材は、ある程度まで乾燥すると周囲の水分を吸放出して自らの水分を<br />保とうとする性質があります。この一定の含水率を「平衡含水率」と呼び<br />日本の気候風土では、15%が目安とされています。この内容は、以前にも<br />お話しました。<br /><br />では、内装材に無垢材を使用するとどれ位の効果があるのでしょう。<br /><br />下の画像は当社でも扱っております。ウットワンの無垢材ジュピーの<br />調湿効果の資料です。<br /><br /><img src=”http://samidare.jp/m-seino/box/scan-13.jpg” border=”0″><br /><br /><br />この資料によると無垢材の自然塗料は、一般的なシートのドア+単板突板床材の<br />8倍の吸放湿量があることがわかります。<br /><br />やはり無垢材は、調湿について大変優れた性能を持つ日本の気候風土に合った<br />内装材ですね。<br /><br />しかし、この作用により無垢材は、多少の伸縮をすることがあります。<br /><br />これを好まれない方には、あまりおすすめ出来ませんが、ちょっと見方を変えれば<br />無垢材の伸縮も快適な住空間を保ってくれる証ではないでしょうか。<br />””
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