2017年5月22日
翅アリ発見!
先日、シロアリについて投稿しましたが、宮城にも、ついにシロアリ群飛の時期がきたようです。
私の投稿をご覧いただいた宮城野区のお客様(築15年)から、昨日連絡があり、
「庭にある桜の根元に翅アリを発見したのですが、シロアリでしょうか」 と写メが届きました。
画像でもわかると思いますが、首の黄色い模様といい、翅の形といい、これは紛れもなくヤマトシロアリで、お客様には、残念ながらシロアリの翅アリですとお答えいたしました。
問題は、この翅アリがどこからやってきたか?なのですが、
土中のコロニー(巣)から表れたものか、外から飛んできたのか、家の床下や壁の中から出てきたのか???。
お話によると、翅アリを取り除いたら、土中には、正真正銘のシロアリがいたようですので、私の予想的には、土中の巣から、桜の木を攻撃していたシロアリの軍隊だと思うのですが・・・。
まずもって、家に被害がないか、床下の点検をする事にいたしました。
※ シロアリの侵入経路は、99%地中から、土を運びながら侵入するので、床下をくまなく点検すれば、家の中に侵入したかどうか蟻道ですぐわかります。
前回もお伝えしましたが、翅アリは2.3日でどこかに飛んでいきますので、群飛の時期を見逃して、被害に気づかずに後々、大きな被害に繋がるケースがままあります。
シロアリの保証は、概ね5年が一般的ですが、5年毎に、再防蟻をしている方は、ほとんどいません。
個人的には、再施工の必要はないと思うのですが、定期的な点検は必須です。
何事も早期発見が大事ですので、是非、点検くださいます様ご案内申し上げます。
※ 翅アリは、基本的にニンフとしての役割を終えた言わばリストラされた(笑)シロアリで、巣の中にはまだ何千~何万のシロアリが残っています。巣の絶滅を希望されるお客様もいらっしゃいますが、シロアリは気持ちのいいものではありませんが、床下から家の中に侵入さえ防げば、何も悪さはしません。
家に被害がないのに、過剰に薬剤などを散布しても、巣の根絶は難しく、逆に危険を察知して巣を移動し、家に呼び込む結果にもなりかねません。
自然の生態系を守り、土を健康にする為にも、薬剤の散布は出来るだけ控えたいものです。
それでは、どうしたらいいのか?
http://daitojyutaku.co.jp/log/?l=433310
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